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琉球新報『米の「二重基準」指摘 オリバー・ストーン氏本紙インタビュー』

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昨日のテレビでも紹介されていましたが、オリバー・ストーン監督が、日本を訪れてくれています。
以下、琉球新報様より。
 
 
 
2013年8月4日 

米国の建国や憲法の精神と、沖縄の基地負担の放置は「二重基準だ」と指摘するオリバー・ストーン監督=7月19日、米カリフォルニア州サンタモニカオリバー・ストーン監督本紙インタビュー「非暴力の闘い 積極的に」(8月4日付け20面 クリックで拡大 PDFファイル1.15MB)

 アカデミー賞監督賞を2度受賞し、著名な作品を作り続けている映画監督のオリバー・ストーン氏(66)がこのほど、米カリフォルニア州で琉球新報のインタビューに応じた。ストーン氏は、米国は建国や憲法の精神として民主主義や公平さを掲げているにも関わらず、沖縄では戦後約70年にわたり米軍基地の過重負担を放置し、日米地位協定で米軍を国内法の枠外に置いていることなどを「二重基準だ」と強調した。「こうした矛盾の放置は耐え難い」と米国の対外政策を批判した。
 独立国だった沖縄が日本の侵攻を受け、第2次世界大戦を経て、在日米軍基地の集中が続いている歴史を指摘した。「沖縄の人たちは『私らは本当は日本の一部でも、米国の一部でもない。島の住民なんだ』という明確なメッセージを発するべきだ」と述べ、覇権主義や大国の論理に左右されない自己決定権獲得への運動が重要だと主張した。
 ストーン氏は4日に来日し、原爆投下から68年を迎える広島、長崎に続き、東京を訪れ13日に来沖する。
(島袋良太)


 
                           ・・・以上・・・
 
 
オリバー・ストーン監督は、言うまでもなく、「プラトーン」や「7月4日に生まれて」などで、監督自身も参加した米国が行ったヴェトナム戦争の真実を、映画を通して世界に知らしめてくれた方だと思います。
今回、広島、長崎、と共に沖縄も訪問されるとのこと。特に、沖縄は、今現在の問題でもあるだけに、とても嬉しいです。欧米は、民主主義や人権の先進国ではありますが、その精神が、なぜか国外では尊重されないように思っていましたが、「二重基準」との監督の指摘、とても納得します。
 
なお、監督の製作による「もうひとつのアメリカ史」(全10本)が本日より、BS1の24時~24時50分の枠で放送されます。その第3回は、トルーマン政権の広島、長崎への原爆投下決定に至る内実・・米軍のトップ級の将軍の多くが、日本の敗戦色が強い中で、戦争終結のための原爆投下は軍事的には意味がないと考え、反対していたが・・・が描かれているとのこと。
 

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