ここ東京では、今日反原連主催の「3.10原発☆ゼロ大行動」が行われました。
1時から日比谷野音にて集会、その後2時から請願デモ出発、そして、経産省前などで抗議行動をした後、5時から7時まで国会前大集会。
安倍政権となってから、原発推進の方針が露骨になってきたので、今日の全国での行動で、主権者たる国民の揺るぎなき原発ゼロ社会実現への意志を、政権に突き付けたいと思い、私も参加しました。
私が現地に着いたのは2時少し前くらいになってしまったのですが、出発予定の霞門近くにはかなりの人達がいて、もう集会は終わったのかと思いつつ会場の野音に近づくと、会場一杯人で埋め尽くされていました。外にいたのは、会場に入りきれない人達だったようです。
4大学共闘のyajiumaさんを見つけるのはとても無理な情況でした。
2時から請願デモが始まりましたが、若いお母さん達が、子連れ、赤ちゃん連れで随分参加されていました。
ラッパーの方やドラム隊のサウンドデモも相変わらず力強く、参加者達のシュプレヒコールも気合いの篭った真剣なものでした。
その後、経産省前テント広場で、撮影中のyajiumaさんを見つけ、少しお話しました。4大学共闘は、昨日の明治公園の集会にも参加したとのことでしたが、今日の方がかなり人が多いようだ、とのこと。
テレビ東京のカメラマンが取材に来てましたが、その時点で、ほかのマスコミは私には見つけられませんでした。
NHKなどは、官邸前行動が行われない一昨日官邸前に来て、反原発の集会に参加する人が、めっきり減った、と報道したようですが、御用マスコミにもほどが有る、と思います。
2時半頃から、急激に気温が下がり出し、風も吹き始め、防寒対策が不十分だった私は、請願デモをした後、5時からの国会正門前大集会には参加しないで帰ってきてしまいましたが、殆どの方達は、防寒対策も万全の態勢で参加されているようでした。
今でも大多数の国民は、原発ゼロを強く望んでいると思いますが、残念ながら、なかなか国の政策を動かすまでには至っていないのが現状と思います。
原発の問題に限らず、国民の思いが国の政策を動かせないのは、やはり、日本の民主主義がまだまだ未成熟な段階にあるためだと思います。
原発ゼロへの道を阻んでいるのは、我が国の政策決定権を保持する巨大な利権共同体といったものであるのでしょう。
私達は諦めるわけにはいかないので、現在行われている直接行動を継続しつつ、国民の思いを真摯に受け止め、日本の支配構造そのものを変革しようと頑張ってくれている政治家達をしっかり見極めて、次の総選挙では、確実に原発ゼロを目指す政権を誕生させなければならない、と改めて思います。