規制委は誰のための組織?と思わされますが、さすがに抗議の声が上がっています。
以下、東京新聞様より。
規制委員長 田中氏起用撤回を 脱原発派議員
東京新聞 2012年7月25日 朝刊
脱原発を訴える与野党の衆参国会議員七人らは二十四日、国会内で緊急記者会見を開き、原子力規制委員会の委員長に原子力委員会の前委員長代理・田中俊一氏を起用する政府の人事案の撤回を求めた。
会見に出席したのは民主党の川内博史、橋本勉、社民党の福島瑞穂、阿部知子、服部良一、吉田忠智、参院会派・みどりの風の谷岡郁子の各氏と、金子勝慶大教授ら有識者や市民団体など。
橋本氏は「原子力委員長代理だった田中氏は原発推進の中心メンバー。規制と推進の組織を分けるために規制委員会をつくるのに、推進派を規制委員長にするのは矛盾だ」と批判。福島氏は「原発推進をするという政府の宣戦布告だ」と述べた。
金子氏は「田中氏は原子力ムラの村長で、今もムラに居続けている人。人事案を作った細野豪志環境相は官僚のとりこになりつつある」と懸念を示した。
・・・以上・・・
また、27日は、29日の国会包囲行動に集中するため、通常の金曜の官邸前行動は呼びかけれれていませんが、規制委人事に反対する官邸前行動が行われる予定です。
以下、経産省前テントひろばより。
それにしても酷いものだ。規制委は独立性の強い第3者機関として強力な権限をもつものとして位置付けられているが、そこが原子力ムラで占められれば原発維持推進の新たな体制が発足するということになる。そして田中氏は原子力研究所の副理事長、原子力研究開発機構の顧問、原子力学会長、原子力委員長代理を歴任し、原子力ムラのまっただ中を歩んできた人物である。3・11以降でも、飯舘村で避難を排除して除染に村人を縛り付けようとしたとか、自主避難者の賠償に最後まで反対したとか、100㎜svでも健康に大きな影響ないと言ったとか、低線量被曝の問題を無視しているとか、もう様々な問題が指摘されている。現在も原発推進団体の役員をしているとか・・・。
さらには他の2人とムラ人脈でつながっており、それだけで規制委の多数派を構成しているとか。
それに対する抗議行動が取り組まれている。
★「原子力規制委員会」人事に異議あり! 「原子力ムラ」から選ぶな! 7・27 官邸前アクション
18時~20時 首相官邸前 主催 再稼働反対!全国アクション
さらには他の2人とムラ人脈でつながっており、それだけで規制委の多数派を構成しているとか。
それに対する抗議行動が取り組まれている。
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