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〔福島第1原発〕小沢一郎氏「決死隊を送り込む以外にない」

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小沢一郎氏は、やはり福島原発事故にかなり危機感を持っておられるようです。
 

2011年04月30日

〔福島第1原発〕小沢一郎氏「決死隊を送り込む以外にない」

☆小沢元代表「民主も自民も動かないのはおかしい」 若手と会合
(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110430-00000560-san-pol

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/541.html

また、福島第1原発事故に関し「原発は安定していない。爆発しないようにしているだけで放射線を垂れ流している。根本的な対策を取らなければ大変なことになる。決死隊を送り込んで完全に抑え込まなければならない。政治が決断することだ」と語ったという。
 
                        ・・・引用終わり・・・
 
 
この記事に間違いなければ、小沢氏のいう「決死隊」を本気で準備している方々がいます。

 
「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
結成へむけて

福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。
1)
暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。
2)
この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。
3)
もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。
このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。

さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。現在のような下請け・孫請けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことでできる仕事ではありません。

身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。

まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。

当面次のことを提案します。
1.
この行動隊に参加していただける方を募集します。
原則として60歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること
2.
この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。
これらの方々は、以下の内容をご記入いただきE-mail、FAXあるいは郵便でお送りください。
なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。

また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。

2011年4月

山田恭暉
134-0083 東京都江戸川区中葛西5-11-25-707
電話&FAX 03-5659-3063 携帯電話 090-3210-9056
メール   bouhatsusoshi@aj.wakwak.com


福島原発暴発阻止行動隊に参加します
福島原発暴発阻止行動隊に賛同し応援します
ご氏名
ご住所 〒

お電話
FAX
携帯電話
メールアドレス

--------------------------------------------------

[お知らせ]
週刊金曜日に暴発阻止行動隊の記事が掲載されました

--------------------------------------------------
山田 恭暉 (やまだ やすてる)
1939年3月4日生まれ
1957年
東京大学理科I類入学
60年安保当時、社会主義学生同盟副委員長
1962年
東京大学工学部冶金学科卒業
住友金属工業(株)入社
鋼管製造所(製鋼)、中央技術研究所(環境、廃棄物処理)、
和歌山製鉄所(プラント建設)、大阪本社(廃棄物処理)、
東京本社(プラント・エンジニアリング、新事業開発)などを担当
1989年
住友金属工業(株)退社
1990年
プリントショップフランチャイズ主宰
2002年
小企業の業務改善コンサルタント
2006年
NGOにて海外支援ボランティア活動
2008年
近隣にてボランティア活動。超小型水力発電設備建設
©2011 Fukushima nuclea power plant accidental discharge obstruction action project
 
 
                               ・・・以上・・・
 
以下、週刊金曜日の記事

金曜アンテナ

高齢技術者「若い奴にはやらせない」
原発暴発阻止プロジェクト(2011/4/22)

 福島原発を注視する技術者、山田恭暉さん(七二歳)がこのほど「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」を呼びかけている。山田さんは住友金属工業で技術者として三〇年勤続した経験をもとに、技術者仲間との議論の末、以下のような決意を呼びかけた。

 (1)原発の暴発を防ぐには、一〇年作動する冷却設備を設置しなければならない(2)高度に放射能汚染された環境下での作業となる(3)それができなければ広範な汚染が発生する可能性がある(4)阻止するには、現場作業や技術を蓄積した退役者たちが次世代のために働くしかない。

 当然、被曝するわけであり、大半の人間は賛否の判断にとまどう。「人のせいにしているのは気楽なことですけども、我々は原発で作った電気を享受し、それを許してきた」と山田さんは決意の理由を次のように語る。「被曝の制限で一〇分、一五分で帰ってこなければならない中ではまともな設備は作れない。三、四時間続けて作業をしなければというのが私たち技術者の実感。ロボットを使うにしても、手で触りながらやらないとできない仕事が残る。誰がそれをやるか。自衛隊がやればいいと言う人がいるが、若い奴にやらせるわけにいかない」。

 実現の道筋も探り始めている。「東京電力に言っても受け付けないでしょう。政治の力を使わない限りこのプロジェクトは実現しない」との認識で政治家と話し、「長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案」したいと呼びかけ文に記した。「原発専門の技術者に聞くと数カ月なら応急措置でも回せる。その間、作業の訓練を一、二カ月行なう。技術者といっても原発作業の専門家ではありませんから」と実現可能性を追求する。

「反対や批判は承知の上。だけど最悪のシナリオを書いて、やらなければいけないことからやる。これは技術者が心をこめてやらなければ。報酬があってやっちゃダメです」と捨て身である。

 五〇〇通のメール、二〇〇〇通の封書で呼びかけを始め、すでに二五人が参加を表明した。この覚悟を東電と政府はどう受け止めるのか。プロジェクト連絡先は山田恭暉さん電話番号 03・5659・3063
まさのあつこ・ジャーナリスト
 
                               ・・・以上・・・
 
 
以前ブログで山田氏たちのプロジェクトをご紹介いたしましたが、私自身が参加できるものでもなく、その後の動きは取り上げてきませんでした。
 
しかし、昨日の小沢氏の提言が、この方たちの進めているプロジェクトと極めて近い発想であると思われたので、紹介させて頂きました。
 
山田氏はじめ、このプロジェクトを進めている方たちは、かつての60年安保闘争を主導された方たちであり、。
私たち全共闘世代が目標としてきた方たちでもあります。
 
すでに小沢氏側との接触があったのかも知れませんが、実現すれば、文字通りの決死隊となるものと思われます。できれば、そのような危険な行動をせずに事態が収まることを祈っています。


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