被災地の岩手でも、水産冷凍工場が、ほとんど被災して、まだ復活していない。
宮古、釜石、大船渡が主要漁港だが・。例年なら今頃は、サンマの水揚げでにぎわっているのだが・。港は、ひっそりしている・・。
津波で冷凍工場が流されて、まだまだ復活していないためだ。受け入れに、限界があるからだ・。
下の記事では、女川で、2社が冷凍専門、残り2社は生での顧客配送をしてるようだが、これにも、限界がある。
捌けないのである。
サンマの漁場は北海道沖から、徐々に南下し移動するのだが、三陸沖の岩手沖にくるのは、もうまじかだ・。
しかし、冷凍庫がないために、生の配送せざる得ない。生だけでは限界がある。
魚市場のわきにあった配送施設もやれて、復活していない・。
まして、冷凍工場が少ないとなると、船が入港しないのである。
魚市場、水産冷凍業者、加工業者、運送業者など関連する企業自体が復活していないために、どこまでもその休業分は、収入にならず、さらに復興を遅くしている現状だ。
このように、3.11から半年になろうとしてる時に、今の状態ではますます復興は遅れるだろう。
やはり、政府の復興対応策の遅れが、どこまでも、被災地の復興を遅れさせてる。
この前、2次補正が可決されたが、これをいかに早く執行するか・。
とにかく、予算が即急に地方公共団体にわたり、港の復旧工事と同時に早くこれらの対応策を実行しなけばいけない。
これとは、別に重要なのは、水産関連会社が生き残るには原材料となる魚を捕ってくる漁師の復活も早急に対応してもらわないと・・。
例年のような執行ではなく、今は非常時である、煩雑な事務の手は省き、早期に県、市町村、水産業界、漁業団体などにお金が回るようにしないとい。
1次補正でさえ、公布決定書は来ても、肝心のお金が入ってこないと、漁協でもぼやいていた。一番困るのは、漁師である。
いったい、どこでお金が止まっているのか・・・?不思議で仕方がない。
また、海外からの膨大な義捐金。あれは、いったいどうなっているの
だろう・。
被災地にいると、日赤募金を含めて、まわってきていないのだ・。どこ
に、いったい、ストックされているのだろうか・・・?
ここは、新内閣もぜひ、スピード感を持って緊急対応で、現金が即急に関係団体に入るようにしなければ。また、どこまでも復興は遅れていくのだから。
どうか、このような、悲痛の訴えを世論を高めてほしいです。
情報の拡散、共有をお願いいたします。
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サンマの旬被災地懸命、水揚げ確保へ業者協力
読売新聞 9月4日(日)2時4分配信
東京・築地場外市場で販売されるサンマ。先月末からは
30センチ以上の大ぶりなサンマが届くようになった(2日)
秋の味覚サンマの季節が到来した。
三陸沖の漁場は今月下旬から最盛期を迎える。東日本大震災で被災した漁港は何とか水揚げだけはできるようになったが、どこの港も量の確保は難しい。そんな中、「被災地の復興を応援しよう」と、東京都内では今年もサンマを振る舞うイベントが相次いで開かれる。
「打撃を受けたが、今年も来てほしい」。宮城県女川町の安住宣孝町長は8月、北海道と福島県の漁船団を回り、サンマの水揚げを訴えた。女川漁港の水揚げ量は昨年約2・3万トンで全国3位。同漁港の水揚げ量全体の3分の1を占める。
津波で町内の仲買業者4社のうち2社が冷凍工場を失ったが、残った2社がサンマを受け入れ、被災した2社は顧客に配送する役割分担で協力している。
三陸沖の漁場は今月下旬から最盛期を迎える。東日本大震災で被災した漁港は何とか水揚げだけはできるようになったが、どこの港も量の確保は難しい。そんな中、「被災地の復興を応援しよう」と、東京都内では今年もサンマを振る舞うイベントが相次いで開かれる。
「打撃を受けたが、今年も来てほしい」。宮城県女川町の安住宣孝町長は8月、北海道と福島県の漁船団を回り、サンマの水揚げを訴えた。女川漁港の水揚げ量は昨年約2・3万トンで全国3位。同漁港の水揚げ量全体の3分の1を占める。
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津波に奪われたささやかな夢をもう一度。生涯現役漁師でいたい。