許せないとか、言ったレベルではない、イスラエルがガサ地区への空爆だが、これは一種の虐殺行為であり、被害者数こそ違うが、ホロコーストでしかない。70年前に自らの家族が、親戚が、知己や友人が、ナチスによって虐殺された経験を持つユダヤの民が、今度は、アラブの民を虐殺する側に回るとは・・・・・親に虐待された子は、親になると虐待をすると言う、一種の人種的トラウマなのか、全く悪魔的な行為でしかない。自衛の為だとか、理由を付けてはいるが、圧倒的な武力を持ち、米国と言う圧倒的な後ろ盾を得ながら、この弱者虐待は、許されるものではあるまい。
ヒトラーを認めはしないが、狂気の天才とされたヒトラーが、ユダヤ人迫害をした理由の一端が、この将来を見据えた事だとしたらと想像してはならないものが脳裏を駆け巡るのである。
ハプスブルグ家の滅亡から以降のロスチャイルドやデビアスと言ったユダヤ財閥たちが描いた世界像と、その後に現れるロックフェラーなどの米国ユダヤ財閥が、描いた未来像は、このイスラエルと言う約束の地で、アラブの民に対して2000年の恨みを晴らす事だったのか?
英国のチェンバレンと言う俗悪な宰相が、ユダヤの民が描く、シオニズムを利用して約束の地を与える言質を与えて、二枚舌外交の果てに半ば強引に帰還させたイスラエルは、米国との連携で、この中東の地を紛争地域にしてしまった。米国にして見れば、民主国家のない、この地域に民主国家としてのイスラエルを一種の楔にしたのかも知れないが、この不自然な楔は、その不自然さによって腐り、そして毒を撒き散らす元凶に成り果てたと言う事だろう。
その悪魔の国イスラエルのネタニエフ首相と安倍が何の密談を交わしたのか?凡そ想像は付く、米国から若干距離を置かれ始めたと諸外国に思わせる政策に至ったオバマ大統領に代わって日本が、その役割を果たそうと言うのだろう。つまり、さすが今回のイスラエルの行動は、米国市民の理解を得られない、ここで以前同様、米国がイスラエルの光背として、輝くと世界から孤立する可能性が高いので、その役割を日本に肩代わりさせようと言うのだろう。これに乗ったのが、安倍と言う事になる。虐げられたアラブの民を救うのではなく、逆に虐げる側の擁護に入ると言うのであろう。そして、ユダヤ資本が、限界が見えた日本経済の下支え、つまり外資による市場への介入、つまり投資を呼び込もうとするのだ。
株価の吊り上げに協力させて、その見返りとして、米国が行って来た役割の一部を日本が肩代わりすると約束して来たのだと。
これが小生の推測である。情報源はない、これに関しては、小生の勘だけである。しかし、当たらずとも遠からずであろうと確信に近い思いである。
小生は、ユダヤ人が嫌いではない、天才的な芸術家を多く排出しているし、やはり、多くの科学者を輩出している、しかし、ユダヤ教と言う排他性の強い宗教による、独善的で普遍的な宗教観から社会から孤立すると言う弱点もまたあり、これがユダヤ人差別を生んだのではないかと思う、ナチスほどではないにしろ、欧州では、シェークスピアの時代からユダヤ人差別はあったし、戦後も米国では、やはり差別対象になっていた。経済的には、先に上げたロスチャイルド、デビアス、ロックフェラーなどの極端に政治に関わる財界人として世界政治を動かしていた。
このユダヤ財閥にかげりが出始めたのは、日本がバブルで世界の経済界をリードし始めた頃である、米国ユダヤの頂点に君臨したロックフェラーが、ついにチェイスマンハッタン銀行を、モルガンに吸収させた時からである、デビアスのダイアモンド高山は、既に枯渇し始めており、これを見越して、デビアスは、ダイアモンドの価格を年に4%づつ上がるように市場をコントロールして来た。英国のダイアモンド市場でである。産出量が、他国、特にベルギーなどの市場で価格が落ちると、価格を維持する為に、在庫のダイアモンドをドーバー海峡に捨てていたほどである、しかし、20世紀後半になると、この目論見に綻びが出てくる、一つは、バブルで高くなった円の力を使って日本人が世界中のダイアモンドを買い捲っていたことが、後のバブル崩壊で訪れるダイアモンドの金融市場に於ける価格の暴落である。次に起こったのが、シルバーベアと呼ばれる、ロシア産出のダイアモンドで、これは質が悪く、宝石と言うより、工業用としての価値しかないといわれてのだが、ソ連崩壊によって、実は、かなり品質の良いダイアモンドも産出していたと言う事実が明るみに出た事で、供給過多になると予測した市場の値崩れを起した為に、それまで価格調整してきた英国市場で、そのコントロールが出来なくなった事である。この二つの要因で、デビアスは、ダイアモンド市場での地位は、単なるブランドでしかなくなってしまった。
一方、最大のユダヤ財閥であるロスチャイルドは、世界有数の企業を未だにコントロールしているのだが、それは、戦争と言う消費がなければ、規模が大きくなりすぎた結果、やはり不況下にある。しかも新興のユダヤ人経営者の中には、こう言ったユダヤ教を中心としたシンジケートに組しない者も出てきており、その求心力は著しく低下し始めている、ここに登場したのが、中国で、この中国を世界経済の中で支えているのが、華僑と言う中華ユダヤたちで、母国の経済力が上がれば上がるほど政治力を身に付け始めており、これが中国異質論の根底にある情報操作の原因だとさえ思うほどである。小生は、マキャベリズムは好きではないし、世の中さほど謀略や陰謀だらけなどとも思わないが、少なくともユダヤ財閥たちの経済力や政治力に陰りがある事は間違いないと思っている。
こうなると、どこかで戦争などと考えるのかも知れない・・・・ガサ地区への空爆も自らの身を切らせて相手の骨を切る・・・・中国への理由なき牽制や包囲網なども、同様に紛争の種をまき始めている感がある。しかし、今まで通りに米国だけがイスラエルを支えるのは国際情勢から考えて無理と判断して、その片棒を日本に担がせようと言うのだとしたら、正に悪魔的である。
安倍政権は、知能指数のかなり低い内閣で、到底、この手の深読みは出来ないと踏んだのだろう。そして安倍を持ち上げて、集団的自衛権行使を決めさせて、次には、偽情報で、日本へのテロ攻撃があると囁けば、安倍は、そこに自衛隊を派遣して武力行使をする可能性が高い。
そのテロリストがいるのがアラブ地域のどこかであるとすれば・・・・・悪夢である。
確かにユダヤ系の企業には軍需産業が多いのも事実であり、火薬会社、化学会社なども戦争関連企業であるのだが、米国の化学会社の雄、ダウケミカルもユダヤ閥の企業である。更に、食料を牛耳る穀物メジャーは全てがユダヤ系企業であるのは有名な話である。
勘ぐりたくはないが、どうしてもそこを無視するわけにも行かないのである。都合よく、軍需産業が疲弊すると確かに武力紛争が起きているのであるからだ。
ともかく、今回のイスラエルの行動は、百歩譲って自衛の為だとしても許容範囲を大きく逸脱する悪逆非道と言っても過言でないほどの暴挙である。今のイスラエルは、北朝鮮より以上の危険性の高い国家である事に反論する馬鹿はおるまい。
そのイスラエルと安倍は急接近していることだけは、間違いない。大変に危険であると同時に、今、日本がなすべきは、極論だが、イスラエル大使を帰国させ、一旦、国交を断絶してわが国の平和への決意を世界に示すことが重要であり、その逆を間違ってもやってはならないのである。
在イスラエル大使の召還なども念頭に置くべきで、これが出来ないとわが国の平和主義は、世界から疑われ、結果、わが国の安全保障は、更に危険な状況に陥る危険性が非常に高いと言わざるを得ないと考えている。
ヒトラー、もしかすると、稀代の天才であったかもしれない・・・・・・・そう思わせないで欲しいものである。