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天木直人『このままではプーチンと心中することになる安倍首相』

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他国への軍事介入に関しても何も言えないのなら、「価値観外交」とは何だったのか?
以下、天木直人氏のブログより。
 
 
 
今朝早朝のTBSの時事放談で藤井裕久元議員が言っていた。安倍首相の戦後レジームの否定は自民党の伝統的な政策を否定するということだと。
 なぜならば戦後レジームは自民党が作ったからだ、と。
 その通りである。
 そして安倍首相の外交が自民党の伝統的な外交から逸脱しているのはそのことだけではない。
 同盟関係にある米国のオバマ大統領を嫌う一方で、旧敵国である共産主義国ソ連の後を引き継いだロシアの独裁者プーチンにすり寄る倒錯した外交を行っている。
 、ファーストネームで呼び合う仲だ、年に数回も首脳会談をする仲だ、などと喜んでいる。
 しかも入れ知恵したのがあの森元首相であり、それに従ったというのだから笑い話にもならない。
 おりからウクライナ情勢が緊迫している。
 もしプーチンがウクライナに軍事介入すれば6月にロシアで開かれるサミット(主要国首脳会議)をオバマはボイコットすると言い出した。もちろん欧州主要国はそれに足並みをそろえる。
 ソチ五輪の開会式と同じ構図だ。
 それでも安倍首相はあの時と同じようにプーチンに義理を立てて一人出席するだろうか。
 と思ってが、それはありえない事に気づいた。冬季五輪と違って欧米首脳がそろってボイコットすればサミットそのものが成立しないからだ。
 このままでは安倍首相はプーチンと心中することになる。
 そうならないようにプーチンが軍事介入しないように安倍首相は夜も眠れない思いで祈っているに違いない。
 藤井裕久氏が言うまでもなく安倍首相は自民党の風上にも置けない自民党総裁であり、総理であるということだ(了)

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