メッキの剥げる安部首相の価値観外交!?
以下、天木直人氏のブログより。
2013年12月20日
ソチ五輪ボイコットで露呈した安倍・プーチン良好関係の的外れ
ついにホワイトハウスが来年2月にロシアで開かれるソチ五輪にオバマ大統領夫妻が出席しない事を正式に発表した。
これは安倍首相にとっては衝撃的なニュースに違いない。
すでにドイツやフランスが政府首脳の不参加を発表しているなかでオバマ大統領が欠席するとなれば主要国首脳がこぞって欠席することになる。
その理由は、ロシアの同性愛規制強化に対する抗議であるという。
しかしそれはあくまでも象徴的な理由だ。 その背景にあるのは、近年ますます強くなるプーチン大統領の人権弾圧政策、非民主的政策に対する反発であることは明らかである。
そんなプーチン大統領に対して、年に4度も首脳会談を重ねたと、その緊密度を自慢してきたのが安倍首相である。
西側主要国の首脳と異なる価値観外交をしてきたということだ。
西側首脳が欠席する中で、喧嘩を売っている中国の習近平国家主席と並んでプーチン大統領のソチ五輪を祝う姿はこの上ない皮肉だ。
それでも北方領土が返ってくるのなら、そんな対ロ外交でも戦略的だと評価してやってもいい。しかしプーチンが北方領土を返すなどと本気で思う国民はいないだろう。
すでに安倍首相はソチ五輪に行くとプーチンには伝えているはずだ。
果たして本当に行くのか、それともオバマに従属して不参加にまわりプーチンを怒らせるのか・・・
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