首相も都知事も、まだ開催できると信じているのでしょうか。血税は有効に使ってもらいたいものですが。
以下、5月2日の天木氏のブログより。
IOCの「処分せず」回答は「東京五輪はない」というメッセージである
きょう5月2日のメディアが一斉に報じている。
猪瀬発言を巡って東京招致委員会が釈明をしたことに対し、国際オリンピック委員会(IOC)は、この釈明を受け入れ、この件は落着すると回答してきたと。
これで猪瀬発言は五輪の東京誘致にこれ以上悪影響を及ぼさないことになった、と考えるのは早合点だ。
そうではない。それどころかこれで東京五輪は完全になくなった。
そういうメッセージなのだ。
考えてみるがいい。
これでもし9月に東京五輪が認められるなら、IOCは国際的に非難され、信用を失う。
そのような馬鹿なマネをするIOCではない。
これから4ヶ月の間、この猪瀬発言をめぐる不毛な騒ぎに巻き込まれてはたまらない、といわんばかりに、IOCは早々と手を打ったのだ。
東京が、そして日本が、これからも誘致活動を本気で続けるようであれば世界の笑いものになるだけだ。
一日も早く五輪誘致を東京は取り下げたほうが皆のためである・・・