昨日のニュースで、オスプレイの試乗が無事終わってホッとした表情の防衛相の顔が映し出されていましたが、オスプレイ問題の背後にある現在の日米関係の本質を、以下、天木氏のメルマガより。
森本防衛相の本当の訪米目的はオスプレイの安全確認ではない
森本敏防衛相は何のためにパネッタ国防相に会いにワシントンまで出かけたのか。
略
しかし主たる目的はオスプレイの安全確認では決してない。
略
それは何か。
森本国防相の訪米の本当の目的は、中国の脅威増大に対して日米が共同して軍事的に対応するための日米防衛協力指針の改定について話し合うことであったのだ。
この事を大きく取り上げたのはひとり産経新聞だけであった。
すなわち8月5日の産経新聞は一面トップで「『対中』共同対処を強化」の見出しの下に、日米防衛相会談で日米防衛協力のための指針の見直しを行うことで合意したと報じた。
前回(1997年)は朝鮮半島有事を想定して改定した日米防衛協力の指針であったが、今回は中国に対する共同対処能力を向上させるためのものに改定する必要があるということだ。
オスプレイの配備もまさにその見直しの一環として必要になってくるのだ。
だからこそ米国はオスプレイの配備に強硬姿勢を崩さず、日本はそんな米国の要求を断ることが出来ないのである。
しかも重要な事はこの日米防衛協力指針の改定は米国から要求されて日本側が応じるものであるということだ。
日米防衛協力指針の見直し合意はパネッタ国防長官が会談後の共同記者会見で明らかにし、森本防衛相がそれを受けて認めたものである。
略
日本政府は米国が一方的に押しつけてくる軍事協力要請に応じることについて、常にためらいがある。
だからこそそれを国民に正直に話そうとはしない。
あのオスプレイの配備でも長年にわたり国民に隠し続け、米国が痺れを切らせて国民に話せと命令してから問題が大きくなった。
今度の日米防衛協力指針の見直しもそうだ、
米国から求められ、米側が強度記者会見で発表してはじめて森本防衛相は認めざるを得なかったのだ。
略
だから日本国民はこのような合意があった事も気づかないままだ。
略
だから歴代の日本政府は、都合の悪い事や、憲法9条違反の疑義があることは常に隠そうとしてきた。
略
いつまでたっても日米同盟関係の本当の姿は国民にとってわからないままである。
森本敏防衛相は何のためにパネッタ国防相に会いにワシントンまで出かけたのか。
略
しかし主たる目的はオスプレイの安全確認では決してない。
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それは何か。
森本国防相の訪米の本当の目的は、中国の脅威増大に対して日米が共同して軍事的に対応するための日米防衛協力指針の改定について話し合うことであったのだ。
この事を大きく取り上げたのはひとり産経新聞だけであった。
すなわち8月5日の産経新聞は一面トップで「『対中』共同対処を強化」の見出しの下に、日米防衛相会談で日米防衛協力のための指針の見直しを行うことで合意したと報じた。
前回(1997年)は朝鮮半島有事を想定して改定した日米防衛協力の指針であったが、今回は中国に対する共同対処能力を向上させるためのものに改定する必要があるということだ。
オスプレイの配備もまさにその見直しの一環として必要になってくるのだ。
だからこそ米国はオスプレイの配備に強硬姿勢を崩さず、日本はそんな米国の要求を断ることが出来ないのである。
しかも重要な事はこの日米防衛協力指針の改定は米国から要求されて日本側が応じるものであるということだ。
日米防衛協力指針の見直し合意はパネッタ国防長官が会談後の共同記者会見で明らかにし、森本防衛相がそれを受けて認めたものである。
略
日本政府は米国が一方的に押しつけてくる軍事協力要請に応じることについて、常にためらいがある。
だからこそそれを国民に正直に話そうとはしない。
あのオスプレイの配備でも長年にわたり国民に隠し続け、米国が痺れを切らせて国民に話せと命令してから問題が大きくなった。
今度の日米防衛協力指針の見直しもそうだ、
米国から求められ、米側が強度記者会見で発表してはじめて森本防衛相は認めざるを得なかったのだ。
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だから日本国民はこのような合意があった事も気づかないままだ。
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だから歴代の日本政府は、都合の悪い事や、憲法9条違反の疑義があることは常に隠そうとしてきた。
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いつまでたっても日米同盟関係の本当の姿は国民にとってわからないままである。