首相の「政治決断」とは、一体何のため?こんな人に「指揮権」を与えたら、どうなってしまうのか。民意を無視する政府に、私たちの声を伝えましょう。
以下、院長の独り言様より。
2012年05月31日
大飯原発再稼働-自分の意見を政府に
フクシマの教訓は、いくら安全性を高めても事故は起きる。事故が起きた時にどう対処するのかまで、きちんと詰めた上で、原発を動かせ。だと私は思います。
しかしながら「川内原発停止求め提訴」の記事を読みますと、原告側はいまだに「絶対安全は不可能」と訴訟理由を挙げています。私は、事故が起きた場合の対応を取るのは不可能。運転するのならば、事故が起きた場合の補償費用など支払うことは不可能。といった理由を付け加えるべきだと強く思います。安全議論になりますと、裁判官は体制側の味方をします。事実、東芝に天下った最高裁判事がいます。議論が分かれるところであらそうべきではないのです。甲乙つけがたい場合、必ず司法は、原子力村に味方します。
原発産業と最高裁の不適切な関係――元判事が東芝に天下り 四国電力伊方原発一号炉と東電福島第二原発一号炉に対する設置許可処分取り消しを求めた二件の裁判(一九七二~七五年にかけて提訴)で、最高裁第一小法廷が「国の設置許可に違法性はない」として住民側敗訴判決を下したのは九二年一〇月。その時の判事のひとり、味村治氏(故人)が、原発メーカー東芝の社外監査役に天下っていたことがわかった。(週間金曜日ニュースより)
世の中こんなもの。裁判官の就職先と引き替えに、判決を出されては、たまったものではありません。
原子力規制庁の法案が審議入りするようです。
規制庁法案:首相「指揮権は不可欠」毎日新聞 2012年05月29日 22時08分(最終更新 05月30日 01時42分)
原子力の安全規制を担う新たな組織を設置するため政府が提出した原子力規制庁設置法案は、29日の衆院本会議で、自民、公明両党の対案とともに審議入りした。野田佳彦首相は、原発事故などの緊急時に首相らに指揮権を与える政府案について「危機管理上、最低限、最後の手段であり、首相の指揮権は不可欠だ」と強調した。自公案は政治家の介入を排除し、専門家の原子力規制委員会に指揮権を委ねている。国民の安全を左右する緊急時の権限のあり方が、与野党の修正協議の最大の焦点となる
自公案は、政治の関わりを外すようにと主張していますが、民主党は反対。まあ、この世の中にすむ誰が首相になっても、原子力災害にきちんと対応するのは不可能でしょう。なぜ、規制庁に政治の役割が強く必要なのか。その答えの一つが昨日発表されました。
![2012053101.jpg]()
あれほど、安全でなければ稼働しない、需給問題と再稼動は関係ないと話していたにもかかわらず、最後は「政治決断」です。関西広域連合も予想したとおりに、再稼動黙認。これらの首長は住民の命よりも、経済の方が大事なようです。私は、ツイッターで次のように野田首相の政治目的をまとめました。(ツイッターは1文が140文字以内です)
「みんなで放射能を浴びて、原発を再稼働して毒物を作り、諸外国には原発を輸出し、TPPを推進して、国内をめちゃめちゃにして、増税したい」
どうでしょうか?どこか間違っていますか?国民のためにならない政策をどんどんと発表して、民意がないままごり押しする政権。誰がこの国を支えているのか、まったくご存じないようです。
ネット上では、次のような写真が流れています。(@morinokuma3さん作成)
![2012053102.jpg]()
どうでしょう?似ていますか?
そうはいっても、この国の首相であるのも事実です。今の我々にできることは何か。デモに行くには時間がない、しかし、決して許される行為ではない。黙って指をくわえていることはできない。
それこそ、民主主義の原点だと思います。自分の考えを相手に伝える方法は
・手紙
・電話
・FAX
・メール
たくさんあります。自分ができる方法で「民意」を示すしかありません。連絡先を書いておきます。
首相官邸内閣官房内閣広報室〒100-8968東京都千代田区永田町1-6-1
電話:03-3581-0101 FAX:03-3581-3883
野田佳彦選挙事務所(東京) Tel:03-3508-7141 Fax:03-3508-3441
野田佳彦事務所(地元)
〒274-0077 船橋市薬円台6-6-8-202
Tel:047-496-1110 Fax:047-496-1222
枝野幸男〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町2-108-5 永峰ビル2階
TEL:048-648-9124 FAX:048-648-9125
東京事務所〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館804号室
TEL:03-3508-7448 FAX:03-3591-2249
この方はホームページにきちっと載せています。立派です。首相に比べてはるかに
細野豪志
■ 国会事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館620号室
TEL 03-3508-7116 FAX 03-3508-3416
■ 三島事務所
〒411-0847 静岡県三島市西本町4-6 コーア三島ビル2F
TEL 055-991-1269 FAX 055-991-1270
■ 富士事務所
〒417-0035 富士市津田町109-2
TEL 0545-55-5411 FAX 0545-55-5412
仙谷由人
■東京事務所
〒100-8981 千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館803号室
tel.03-3508-7235 fax.03-3508-3235
■徳島事務所
〒770-8053 徳島市沖浜東1-64
tel.088-626-1059 fax.088-655-9130
大飯町役場
住所:〒919-2111 福井県大飯郡おおい町本郷第136号1番地1
電話:0770-77-1111 FAX:0770-77-1289
しかしながら「川内原発停止求め提訴」の記事を読みますと、原告側はいまだに「絶対安全は不可能」と訴訟理由を挙げています。私は、事故が起きた場合の対応を取るのは不可能。運転するのならば、事故が起きた場合の補償費用など支払うことは不可能。といった理由を付け加えるべきだと強く思います。安全議論になりますと、裁判官は体制側の味方をします。事実、東芝に天下った最高裁判事がいます。議論が分かれるところであらそうべきではないのです。甲乙つけがたい場合、必ず司法は、原子力村に味方します。
原発産業と最高裁の不適切な関係――元判事が東芝に天下り 四国電力伊方原発一号炉と東電福島第二原発一号炉に対する設置許可処分取り消しを求めた二件の裁判(一九七二~七五年にかけて提訴)で、最高裁第一小法廷が「国の設置許可に違法性はない」として住民側敗訴判決を下したのは九二年一〇月。その時の判事のひとり、味村治氏(故人)が、原発メーカー東芝の社外監査役に天下っていたことがわかった。(週間金曜日ニュースより)
世の中こんなもの。裁判官の就職先と引き替えに、判決を出されては、たまったものではありません。
原子力規制庁の法案が審議入りするようです。
規制庁法案:首相「指揮権は不可欠」毎日新聞 2012年05月29日 22時08分(最終更新 05月30日 01時42分)
原子力の安全規制を担う新たな組織を設置するため政府が提出した原子力規制庁設置法案は、29日の衆院本会議で、自民、公明両党の対案とともに審議入りした。野田佳彦首相は、原発事故などの緊急時に首相らに指揮権を与える政府案について「危機管理上、最低限、最後の手段であり、首相の指揮権は不可欠だ」と強調した。自公案は政治家の介入を排除し、専門家の原子力規制委員会に指揮権を委ねている。国民の安全を左右する緊急時の権限のあり方が、与野党の修正協議の最大の焦点となる
自公案は、政治の関わりを外すようにと主張していますが、民主党は反対。まあ、この世の中にすむ誰が首相になっても、原子力災害にきちんと対応するのは不可能でしょう。なぜ、規制庁に政治の役割が強く必要なのか。その答えの一つが昨日発表されました。

あれほど、安全でなければ稼働しない、需給問題と再稼動は関係ないと話していたにもかかわらず、最後は「政治決断」です。関西広域連合も予想したとおりに、再稼動黙認。これらの首長は住民の命よりも、経済の方が大事なようです。私は、ツイッターで次のように野田首相の政治目的をまとめました。(ツイッターは1文が140文字以内です)
「みんなで放射能を浴びて、原発を再稼働して毒物を作り、諸外国には原発を輸出し、TPPを推進して、国内をめちゃめちゃにして、増税したい」
どうでしょうか?どこか間違っていますか?国民のためにならない政策をどんどんと発表して、民意がないままごり押しする政権。誰がこの国を支えているのか、まったくご存じないようです。
ネット上では、次のような写真が流れています。(@morinokuma3さん作成)

どうでしょう?似ていますか?
そうはいっても、この国の首相であるのも事実です。今の我々にできることは何か。デモに行くには時間がない、しかし、決して許される行為ではない。黙って指をくわえていることはできない。
それこそ、民主主義の原点だと思います。自分の考えを相手に伝える方法は
・手紙
・電話
・FAX
・メール
たくさんあります。自分ができる方法で「民意」を示すしかありません。連絡先を書いておきます。
首相官邸内閣官房内閣広報室〒100-8968東京都千代田区永田町1-6-1
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野田佳彦選挙事務所(東京) Tel:03-3508-7141 Fax:03-3508-3441
野田佳彦事務所(地元)
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Tel:047-496-1110 Fax:047-496-1222
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東京事務所〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館804号室
TEL:03-3508-7448 FAX:03-3591-2249
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細野豪志
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大飯町役場
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