田中龍作さんの年賀状より。
トルコ イスタンブール
新年おめでとうございます。
バブル崩壊後、私達の生活は、年々破壊されてきましたが、改善の兆しはいまだ全く見られません。
昨年末には、野宿者の人達を、渋谷区と警察が宮下公園から追い出すという非人道的行為まで行われました。また、愚かな首相の行為により、世界から日本はカルト国家？と批判を招いています。
（なお、野宿者たちを追い出したのは、千代田区ではなく、渋谷区役所でしたので訂正いたしました。千代田区役所様、申し訳ありませんでした。）
どの政策をとっても、私達の価値観と、今の政権の価値観は、相容れないと思います。
残念ながら、正常と異常を判断する基準は、権力を持つ側にあるとすれば、私達は異常者として扱われ、「カッコーの巣の上で」のように、精神病棟の中で管理されて、おとなしくしているほかないのかも知れません。
年賀状の中に、思いがけず、田中龍作さんからのものがありました。
そこに、トルコで反政府行動にたちあがった人達の写真が。
一人一人がしっかりと前を見て歩いています。
社会を変えるのは、私達の自由な意志をどこまで持ち続けられるか、ということなのだと思います。
最後に自由を獲得したあの映画の中のチーフのように。
日本から悪霊を追い出せ！？
孫 ４歳