中東和平担当特使というポストは、中東の事を何も知らなくても務まる出世頭の外務官僚の優雅な天下りポスト
のようです。
のようです。
以下、天木氏のブログより。
おそらく誰も気づかないだろう。
しかしこれは国民が広く知るべきことである。
その事をメディアは正しく伝えるべきである。そう思ってこのブログを書いている。
玄葉外相は20日の記者会見でイスラエル軍によるガザ攻撃を受け飯村豊中東和平担当特使を一両日中に現地に派遣し、早期の停戦合意に向けた仲介などを行なうと発表した。
しかしこんな馬鹿な話はない
国連事務総長やエジプト大統領やクリントン国務長官が必死になって調停交渉を行なってきて、なお解決のめどが立たない今度のイスラエルのガザ攻撃について今頃になって日本の外務官僚OBがのこのこ出かけて行って何ができるというのか。
これは外務省が玄葉外相を使って行なったパフォーマンスでありアリバイ作りである。
ところが外務省は大きな間違いをおかした。
寝た子を起こしてしまった。
この中東和平担当特使という壮大な税金の無駄遣いがばれてしまったのだ。
飯村豊特使は1969年にともに外務省に入省した20人の私の同期の一人だ。
彼は駐仏大使を経て3年前に有馬龍夫前中東和平担当特使から引き継いでいる。
有馬氏もまた外務官僚だ。
この中東和平担当特使というポストは別名「政府代表」という仰々しい名前がつけられているが要するに体のいい外務官僚の天下りポストである。
何も仕事をしなくても高給を血税から受け取り続けるポストである。
こんなことが放置されていたのだ。
思い出したように一年に一度あるかないかの仕事をする。
それもまったく無意味な仕事をだ。
メディアがこの事を書けば国民の怒りは沸騰するだろう・・・
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